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そもそもコーヒーって何?

コーヒーというと、“コーヒー豆”というくらいなので豆科の植物だと思われている方も多くいらっしゃると思います。 しかし、残念ながらコーヒーは豆ではありません。
ではどういったものなのでしょうか。
右の写真の赤い実、これは「コーヒーチェリー」と呼ばれる実です。 アカネ科コフィア属の常緑樹、コーヒーの木から採れます。 この実、コーヒーチェリーから果肉を除去し、乾燥・脱穀したものが、 コーヒーの生豆となります。
つまり、コーヒーとはコーヒーチェリーの種なのです。 これを焙煎し、挽いて初めて私たちが飲むコーヒー
ドリップバッグ

コーヒーの木の種類

また、コーヒー豆、“三大原種”と呼ばれている、アラビカ種・カネフォーラ種・リベリカ種という3種類があります。

アラビカ種
エチオピア原産で、風味がよく品質が高いのが特徴です。高温多湿に弱く、また霜や乾燥にも弱い品種です。このアラビカ種が、世界中で栽培されているコーヒーのうち約70%以上を占め、ブラジルやグアテマラなどで栽培されています。

カネフォーラ種(ロブスタ種)
酸味が少なく強い苦みのある品種です。病気や虫に強く、高温多湿の気候でも栽培することができますが、味・香り共にアラビカ種よりも劣るという評価です。インドやブラジルなどで栽培されています。

リベリカ種
高温多湿の気候で栽培することができますが病害に弱く、品質もアラビカ種に劣るとされます。 そのため生産量が少なく、コーヒーの栽培量のうち1%ほどしか占めていません。ヨーロッパに少量輸出されていますが、日本ではほとんど口にすることがない品種です。

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